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2019/09/05

躯体検査





常滑の家、第三者機関による中間検査(躯体検査)を行いました。
図面通りにできていることの確認はもちろんですが、構造をどのように考えているか
など、検査員の方と話しながら見落としのないよう進めます。

一通り見終わったあとにちょこっと雑談して、問題なく合格ということで
いよいよ完成に向けて造りこんでいきます。

検査員さんのポソッと『良い家だな~』の呟きいただいて、
細かいところの打合せを行い、今日のところは撤収です。

2019/09/01

良い家具を使おう





アルフレックスショールームを見学してきました。
やはり良い家具はテンション上がりますね。

さて、家具は空間を構築する大事な要素と考えています。
特にソファとダイニングセットは、
建物の設計段階からコーディネートすることも多々あります。


例えばソファに座るのはどんな時か考えてみます。
テレビを見るため、風景を見るため、団欒のため、火を見るため。

ダイニングはどうでしょうか。
食事をとるのはもちろんのこと、書き物をする、勉強をする、何かを作る。
考えてみるとこちらもいろいろなシーンが見えてきます。









これらは総じて生活の中心にくるものですから
どんなものを選択するかでその質も大きく変わります。


西欧では家具は資産と考えます。
歴史あるものにはきちんとした価値が付いてくるし
また良いものを長く使うということが、個々の文化意識を上げていくのでしょう。

考え抜かれた場所で、選りすぐれた体に馴染む美しい家具を長く使う。
建築もまた、そうでありたいと思っています。




2019/08/24

見積り中…





岡崎市内で計画中の住宅。床面積30坪強の平屋です。

平屋は当然ながら建物全体が地面に近い計画となるので
外部を上手に取り込んだ計画とすれば、
それほど大きな床面積でなくても広々と開放感ある空間を造る事ができます。
開放感があるという事はプライバシーをどう考えるかも重要ですね。


性能面でいくと地震力や風圧力には強くなりますが
断熱性能は外皮(外気に触れる面積)が大きくなる分、不利になりがち。
バランスをみた設計力が求められます。

見積りイメージは出来ていますが、さて実際おいくらになるか。。

2019/08/23

表情と質感






表情・質感のある材料が好きです。

その色味や、自然光の反射具合、ぼやけ方。
ふわりとした柔らかな光に包まれるような空間をデザインしたいと常々考えています。


この頃、築60~70年くらいの建物現況調査に行くことがあります。
建主さんは当然80歳を超える方ばかりで、調査の合間に当時の話をしてくれたり
良い建物の見分け方や、職人技が光る部分を教えてくれたりします。
もちろん建物に愛着を持っているから、メンテナンスが行き届いており
より深い味わいのある表情になっています。







昨今は建物の機能や性能だけに焦点が当てられがちです。
しかしそれだけでは建物はただの道具です。
より新しくて、性能の良い道具が出てこれば途端に愛着をなくしてしまします。

80歳になっても愛着の持てる、誇れる建物を設計すべきと考えます。
そんな建物こそが、本当の意味で長く使える建物なのでしょう。

耐震等級、断熱等性能等級、劣化対策等級などいろいろありますが
【全くもってそんなことは当たり前の事】として、
新しい、いや元々ある価値観を再考してみてはどうでしょうか?


写真は全て富士山世界遺産センターにある挟土秀平氏による左官造形作品。
左官は楽しい。土の表情をいろいろ試したい。

2019/08/22

常滑の家の上棟





常滑の家、上棟しました。

今回からBIMを導入し、設計段階から三次元で構造検討を行っていたので
棟梁さん、プレカット設計さんとの詳細打合せもスムーズ、
現場の難しい部分も問題なく組みあがりました。

屋根の形状が特徴的な建物で、正面の軒庇は1.3M以上のはね出し。
屋根を大きく、けれど薄くスリムに見せながら
構造強度を確保しつつ、雨仕舞いもしっかりとメンテナンス性も良く。
外壁や木製玄関ドアと窓の痛みも和らげます。







屋根に包まれる、という感覚が私は好きなのですが、
大きな屋根は色々な知識や経験があって初めて【問題なく】形造られるのは
決して忘れてはいけません。


一日の作業が終わったところで、この軒庇の上をみなで歩いて
遠く、海と空を眺めるのでした。
ほとんど同じ風景を見られる部屋がありますが、ここからは今日だけ。

非常に蒸し暑い一日でしたが、事故なく進めることができホッと一息です。